遺伝子解析検査って?

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遺伝子解析検査という題名を見て、何か遠い世界のように感じるのは私だけでは無いと思います。

遺伝子解析は、自分のからだの設計図の一部を知るようなものです。
私たちの遺伝子は父親の遺伝子の1/2と母親の遺伝子の1/2をもとに作られています。

父親、母親に授けられた自分のからだの設計図である遺伝子は、基本的に生まれてから死ぬまで変わらないと言われています。

遺伝子解析によって、たとえば太りやすさなどの体質や、がん・糖尿病などの病気発症リスクに関する遺伝子情報を知ることができます。
また病気の予防のために、できることをチェックすることもできます。

遺伝子解析サービスでわかるのは、疾患のリスクや、体質の傾向に関する情報です。
自分自身がどの遺伝子タイプに属しているのか、そのタイプはどのような傾向があるのかという情報を知る事が出来るのです。
この検査でわかることは、「自分が病気になる確率」ではなく
「病気になった人(もしくは、ある体質の人)に同じ型の遺伝子を持った人がどれくらいいたか」
というデータからリスクを算出しています。

なので現状では各機関の検査ごとに参考にするデータや解析が異なるため
複数の検査を受ければ違う結果が出る可能性もある事を認識しておく必要があります。

勿論東洋人と西洋人の違いもありますので、日本人の持つDNAの傾向からリスクを知る事が大事です。

この情報を沢山持っているのが、日本の大学の病院です。
ジーンクエストという東京大学のベンチャー企業が日本で初めて日本人向けのサービスを開始しました。
現在ではDeNAも東京大学と組んでマイコードというサービスを提供。
ジーンクエストは現在ユーグレナの参加に入ってサービスを充実させています。

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私はたまたまユーグレナの株主だったので
この情報を知って興味を持ちました。

ゼロ君が在籍していたら、色々教えて貰えたのですが残念です。

ヒトゲノム計画(ヒトのゲノムの塩基配列を解析するプロジェクト)を聞いた事があると思います。
昔話題になっていましたね。

各国が国を挙げて解析に取り組んできました。
解読に13年間で3千億円もの費用がかかったと言われます。
DNAの構造を解明した米国のワトソン博士が2007年に自分のゲノムを 解読したときは、わずか2カ月で約1億2千万円。
現在は300人分に相当する1千億塩基を1日で読める装置が登場しています。
費用は1人当たり50万~100万円程度に下がっており、 現在では簡易解析で1万円代のものが登場するなど 
一般人が自費でゲノムを調べることができる時代になりました。

今回私が申し込んだのはユーグレナの傘下に入ったジーンクエストの検査。

病気のリスクと体質などの300項目を検査してくれます。検査費用は¥19800でした。

興味のある方はどんな事が分かるのか見て下さい。