かかと落としで骨を丈夫に

毎年3月になると見かける道路工事。

道路を改良したり維持・修繕したりする工事は、基本的に1年単位で行われているため
毎年4月以降に工事が発注され3月末までに工事を終わらせるようになっているのが、要因のようです。

アスファルトも年が経つと劣化が進み凸凹になってきます。壊して新しく舗装し直して強度を保ちます。

人間の骨も一緒で、常に壊されては作り直す作業によって強く丈夫な状態を保っています。

骨を壊すのが破骨細胞で作るのが骨芽細胞。
骨芽細胞から出るホルモンは全身の臓器や組織に働きかけて、様々な疾患を予防改善出来る事が分かっています。
しかし加齢とともに骨芽細胞に衰えがきて、破骨細胞の勢いが増えるので老人になると骨がもろくなって寝たきりになるのです。
骨芽細胞を蘇らせる簡単な運動があります。

かかと落としです。

背筋を伸ばしてつま先立ちで、上下運動するだけです。
毎日30回するだけで、骨芽細胞から出るホルモンを増やす事が出来ます。
ウォーキングでもランニングでも良いです。
骨に刺激を与えるという事が味噌なのです。

1日に隙間時間が必ず有ります。

電子レンジで待っている間や、テレビのCMの時間、通勤の電車の中 etc
かかと落としを試してみてください!

追記

美と若さの新常識より

骨の中にある骨細胞は衝撃を感知するセンサーの役割を担っています。
衝撃を受けると、骨を作れという命令物質を出します。
実はこの衝撃は全身に伝わります。そして、命令物質も全身に広がります。
つまり、足への衝撃でも、顔の骨は作られるのです。

ジャンプやかかと落としで骨は補強されます。

さらにこの衝撃で骨の中であるホルモンが作られることがわかってきました。
オステオカルシンというホルモンです。
最新研究で、このホルモンに驚きの効果が見つかっているのです。

効果の1つ目はダイエット。

マウスにカロリーオーバーのエサを与え、1つのグループにだけ、オステオカルシンを加えました。
そして、4週間後。
2つのグループの脂肪細胞を比べてみるとオステオカルシンを与えなかった脂肪細胞はパンパン。
一方、エサと一緒にオステオカルシンを与えたマウスの脂肪細胞には隙間があります。
つまり、肥満が抑えられたのです。

2つ目の効果はアンチエイジング。

オステオカルシンには、老化を引き起こす活性酸素から、カラダを守る力があることがわかってきました。
活性酸素は、私たちが酸素を吸って体内でエネルギーを燃やす時にできる副産物です。
この活性酸素は、お肌の大敵なんです。

培養した人間の皮膚の細胞に、オステオカルシンを加えます。そして、紫外線を当てて、活性酸素を発生させます。
活性酸素があれば、特殊な光を当てると緑色に光って見えます。

オステオカルシンを増やしていくと、
量が多いものは、ほぼすべて消えていました!
できた活性酸素を直ちに消去してしまう効果があることが分かりました。