美味しいもの食べたいですか!

やっぱり同級生の今期最初のイベントの
「肉ともパーティー」も盛況のうちに終わりました。
分厚いステーキを美味しく食べれるのも歯が丈夫なお陰です。

入れ歯では、食べ物の温度や食感、歯ごたえが感じにくくなります。
また食べている時に食べてる物が挟まったりズレたりして食事がしにくくなって食欲が無くなってしまうものです。

老後の楽しみの食事はいつまでも美味しく食べたいものですね。

今回は老後のクオリティーライフを左右する歯の話。

私ごとですが、生まれてから歯医者に行ったのは数回しかありません。
親知らずを抜いた時と、最近虫歯がどうしても痛くて眠れなかった時です。
還暦になるまで、夜に歯磨きする習慣もありませんでしたし、デンタルフロスも使った事も無いという不衛生な生活を過ごしていました。
反省の意味も込めて、歯の大切さを調べてみました。

歯は親知らず4本を含めて32本有ります。
親知らずは生えてこない人もいますし、抜いてしまう事も多いので、28本をいかに老後維持するかが大事になってきます。

歯は、たった1本失われても、正常な働きができません。
例えば、大臼歯(奥歯)が1本なくなっただけで、ものをかみくだく能力は約40%も低下するといわれています。
このため、消化器官に負担がかかり、栄養の吸収が悪くなるという悪循環が生まれます。
また、上の前歯が抜けるとサ行、奥歯が抜けるとハ行、ラ行が発音しにくくなって、言葉が不明瞭になったり 
  顔の輪郭が変わって、表情が老けて見えたりします。

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40歳をすぎると、私たちの歯は、むし歯や歯周病などによって、次第に失われていきます。
厚生労働省の調査によると、60歳で平均23本、70歳では平均17本にまで減っているそうです。
むし歯や歯周病は、老化ではなく、立派な「病気」です。毎日の適切なケアによって防ぐことができます。

予防の第1が、歯ブラシとデンタルフロス。

歯ブラシとデンタルフロスの併用が、虫歯予防には大きな効果を発揮します。
デンタルフロスは歯と歯の間など、歯ブラシの毛先が届かないところにも届き
3分の歯磨きでは歯垢除去率がおよそ6割なのに対し、8割程度にアップするといった試算もあります。

予防の第2が、唾液の分泌の促進です。

口の中で絶えず分泌されている唾液は、実は1日あたり1~1.5リットルも分泌されています。
唾液には、健康に関わるさまざまな働きがあります。
例えば、食べ物の消化を助けたり、味を感じやすくしたりする働き。
それから、口の中の汚れを洗い流す、酸を中和して、口の中を中性に保つ、細菌の繁殖を抑える
再石灰化によって、むし歯を防ぐといった、口の中を清潔で健康に保つ働きがあります。

大切な唾液を沢山出すためにやっておきたい事がよく噛む事。
唾液の分泌がよくなります。

また、噛むという機械的な刺激が、頭やあごの骨、顔の筋肉の発育を促し、表情豊かな顔をつくるほか、大脳の働きを活性化します。

予防の第3が、定期的に歯医者でクリーニングしてもらう事です。

自宅のブラッシングやデンタルフロスでも取れない歯垢の除去や虫歯の早期発見が出来ます。
3ヶ月〜4ヶ月に1度は予防の為に行きたいですね。虫歯や歯周病になってからでは、時間もお金もかかります。
老後の健康は予防をキーワードにして取り組みましょう。
美味しいものを、楽しく食べる事がストレス解消に繋がり、健康も増進すると思っています。

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また次の食事オフ会企画したいと思います。