今日は死後のトラブル防止の大切な話です。
使っているパソコンやスマートフォンを遺（のこ）して、突然死んだらどうしますか。
誰にでも起こり得る「突然の死」。
デジタル終活をしてその時に備えておきましょう。
昔なら銀行預金通帳や証券などの金融資産は印鑑と一緒にして金庫にでも入れて置けば何とかなりました。
しかし最近ではネットバンキングが主流になってきて、本人が亡くなってしまうと
パスワードが分からなくなって預金の内容がわからなくなるトラブルが起こったりします。
SNSでも、突然亡くなれば
フェイスブックの書き込みの返事が無かったり、ラインで既読にならなかったりしてしまいます。
趣味人倶楽部のコミュもしかりです。
何かあったのかと思っても、連絡先が分からないというのが実際は多いです。
住所も電話番号も知らないけどSNSで繋がっている。今は別に問題無くても、亡くなってしまうと困ります。
また写真や大事なデータをオンラインストレージに保存している人は、誰にも見られなくなってしまいます。
こんな時はアナログの写真アルバムの方が思い出は残ります。
こんな事にならない為にも、今から最低限のデジタル終活をしておきましょう。
1. まず最初は、スマホやPCのパスワード。これが誰にも分からなければ苦労します。メモで残しておきましょう。
2. もし、死んだら連絡してほしい人について、普段から家族やパートナーに伝えておく、又は金庫に名簿リストとして保管しましょう。
3. ネット系マネーサービスのIDとパスワードをノートに記帳してリスト化し、預金通帳と一緒に金庫などに保管しましょう。
4. DropboxやGoogleストレージ、エバーノートなどのオンラインストレージに写真やデーターを保存している人は
それぞれのIDやパスワードを整理してノートに記入して保存しておきましょう。
5. Amazonのプライム会員やアプリの料金の自動引き落としなど、亡くなってしまうと永遠に引き落としが継続してしまいます。
銀行の預金口座が凍結されて引き出せなくなれば通知が来て判明するかもしれませんが。
念の為、自動引き落としで受けているサービスは一覧にして、IDとパスワードが分かるようにしてノートに記入しておきましょう。
まだまだ色んな事が必要ですか、最低限いま書いた事は、速やかに実行して下さい。
新しいノートを準備して、その表紙に「デジタル終活」とでも題名に書いて上記の事を書いて保存しておくのが良いと思います。
最後はアナログの紙データーが一番役立つかもしれませんね。
※ 家族に見られたくない写真や動画、情報は
亡くなった後に自動で削除されるソフトがあるようです。
自動削除無料ソフト「僕が死んだら・・・」
気になる事がある同級生は使ってみても良いかもしれません。