テレビを見た同級生もいると思いますが、少し内容を紹介したいと思います。
今年もバレンタインが終わりました。贈った同級生や貰った同級生もいると思います。
チョコレートの販売額は7年連続で記録を更新し、2017年には5500億円を越えました。
今年のトレンドは高級化や自分へのご褒美。ルビーチョコも人気でしたね。
でも、チョコレートには、太る、吹き出物ができる、虫歯になる、など、悪いイメージもあって、あまり積極的に毎日食べている同級生は少ないかもしれません。
2017年に瀬戸内海島巡りで小豆島に旅行に行きました。
事前に何か美味しいものはと調べていたら、オリーブハマチというハマチが瀬戸内海で養殖されているのを知りました。
オリーブハマチとは、オリーブの“葉”の粉末を添加したエサを20日間以上与えた養殖ハマチのことを言うそうです。
オリーブの葉には、抗酸化作用の強いポリフェノールが豊富に含まれています。
オリーブの葉の粉末を添加したエサでハマチを飼育すると、酸化・変色しにくい肉質へ改善され、さっぱりとした味わいが得られると言う事です。
さらに愛媛県農林水産研究所では、ごく普通のチョコレートを、1割ほどエサに混ぜて育てた「チョコブリ」と呼ばれるブリを養殖しています。
魚のアブラのDHAとかEPAは体にいいのですが、酸化されやすい成分です。
とくに血合いの部分は鉄分が多いのですが、これをカカオポリフェノールが抑えてくれます。
チョコレートの主成分のこのカカオには、抗酸化作用を持つポリフェノールが、食材の中でもずば抜けて多く含まれています。
それが、写真のようにブリの変色を止めてくれるのです。
カカオ分が70%以上の高カカオチョコレート。最近、お店でよく見ますよね。
100%のもありますが、苦くて食べれないと思います。薬と思って食べる人にはお勧めします。
高カカオチョコレートにはとりわけ多くのポリフェノールが含まれており、
その抜群の抗酸化作用が最近注目を浴びています。
高カカオチョコレートとは、カカオが70%以上含まれるチョコレートで、残り30%は何かというと、砂糖や脂質です。
カカオ分が少なくなるにつれ、砂糖やミルク成分、脂肪分が増えていきます。
カカオ20%のチョコは、食べやすいかわりに高カロリーになるのです。
それが、太る、吹き出物ができる、虫歯になるというイメージに繋がっているのです。
高カカオチョコレートには、未病段階での予防ができるというデータが世界中ででています。
とくに心疾患、動脈硬化や、高血圧、それから脳梗塞、糖尿病、認知症、がん、抗菌作用です。
多くのデータが20年以上にわたって発表されています。
糖分がなるべく少ない、高カカオチョコレートであれば、毎日食べるというのは非常にいいことだという事です。
1日の目安は、約日30g。カロリーは168kcalです。
写真の明治「チョコレート効果 」はカカオ72%、26枚入で130グラム。
1枚で5グラムなので、朝昼晩の食後に2枚食べると良いですね。
あまり知られていませんが、カカオは納豆や味噌のような発酵食品なのです。
カカオの樹から収穫された大きなかたまりの硬い殻を割ります。
その中からカカオ豆を取り出し、木箱に入れたりバナナの葉に包んだりして発酵させます。
5~7日ほど放置するだけでチョコレート独自の香りが後ほど付くことになるのですが、実はどんな微生物があの独特のチョコレート香を作っているのかはっきりとはわかっていないのです。
生産国によってカカオの香りが違うので現地独自の微生物が働いているのは間違いないようです。
そしてチョコレートには食物繊維がたくさん含まれています。
食物繊維が大腸の動きを活発にすることによって排便を促してくれます。
日本人は1日5gの食物繊維が不足しているといわれています。
高カカオチョコレート30gには、約5gの食物繊維が含まれています。
毎日のチョコレート摂取が食物繊維の不足を補い、便通の改善にも繋がるのはありがたいとですね。
カカオはココアにも沢山含まれています。
寒い毎日ですが、あったかいココアを飲むと血流がよくなって身体が温まります。
これはカカオに含まれるテオブロミンという物質が関係していると考えられています。
このテオブロミンには、手足などの末梢血管を拡張し、血流の流れを良くする作用があるそうです。
1時間ちかくも効果が持続するので冬にはお勧めの飲み物です。砂糖少なめで飲んでみてはどうでしょうか。
少し苦めのチョコレートを毎日おやつ代わりに食べて、老化予防に努めていきましょう。
私は自分のご褒美として明治の「チョコレート効果」を大量に買ってしまいました。