最近筋トレに励む同級生も多くなっていると思います。
みっちゃんもスクワットを50回始めますと以前のトピックでコメントしていましたね。
しかし回数はもっと少なくして効果を高めましょう。
今日お勧めするのはスロートレーニング。
スロートレーニングは名前の通り、ゆっくり行う運動のことです。
ただ単にゆっくりするだけでなく、一工夫します!
スクワットの場合ですと、ひざを曲げきったり、伸ばしきったりせず、途中で止めて
運動の間ずっと筋肉の緊張を保ち続けるノンロック法で行うのです。
普通の筋トレでは可動域を最大に使用するため、動作のトップ(ウェイトを上げきった状態)やボトム(ウェイトを下げきった状態)で、筋肉を伸ばしきって関節をロック状態にします。
ノンロック法とは、言葉の通り動作のトップやボトムで筋肉を伸ばしきらず関節のノンロック状態を保ったままトレーニングを続けることを言います。
ちなみに腕立て伏せをノンロック法でやってみてください。
普通にやると、疲れてくると腕を伸ばして関節をロックして休む事が出来ます。
しかしノンロック法だと出来ないので、少しの回数で腕の筋肉が張るのが感じられると思います。
ノンロック法で筋トレを行うと、動作中に筋肉が休まるタイミングがないので筋肉への血流が制限されます。
しかもスロートレーニングでゆっくりするので、筋肉の緊張が長く続きます。
血流が制限されると筋肉が酸素不足に陥り、乳酸などの代謝物が蓄積され、筋肉が激しい運動をした時と同様の状態となります。
すると体は激しい運動をしたと思いこみ、その信号が脳に送られ、筋肉を修復しようと、成長ホルモンの分泌が活発に行われるようになります。
筋肉に強烈な刺激が加えられるとともに、成長ホルモンの分泌が促進され、傷ついた筋肉を修復し、筋肉作りを活発にします。
これは、腕や足の付け根をベルトで圧迫することで強制的に血流を制限する加圧トレーニングと同様の原理なんです。
加圧トレーニングはそれなりに高額な費用がかかりますが、スロートレーニングなら安全で無料で行えます。
しかも回数も少なくて効果が高いのです。
太極拳をやった同級生なら分かると思いますが、動作はスローですが、筋肉がパンパンになるくらい疲れます。
少ない回数で済むので、トレーニングが継続しやすいと思いますので是非実行してみてください。
しかし回数は少なくても結構きつい運動になることは覚悟しておいて下さい。(笑)