「さっき行ったのにまたトイレに行きたい」「頻繁にトイレに行きたくなる」「夜中に何度もトイレに行く」という事がありませんか?
趣味人倶楽部でも、花王の紙パンツのメリーズのモニター調査がよく掲載されています。
頻尿の主な原因となっているのは「過活動膀胱」という病気。
普段、耳にすることがないのでめずらしい病気と思うかもしれませんが
現在40歳以上の男女の8人に1人(国内推定で800万人くらい)が、過活動膀胱の症状を持つといわれている身近な病気です。
過活動膀胱とは
まず、「尿意切迫感」があり、「頻尿・夜間頻尿」や、時に「切迫性尿失禁」がある状態を過活動膀胱といいます。
◎ 尿意切迫感
それまで何でもなかったのに、突然トイレに行きたくなり、我慢が難しい症状
◎ 頻 尿
昼間、おしっこをするために8回以上トイレに行く症状
◎ 夜間頻尿
夜、寝ているときにトイレに行きたくなり、起きる症状
◎ 切迫性尿失禁
急におしっこがしたくなり、トイレまで我慢できず、おしっこがもれてしまう症状
私も恥ずかしながら、特に尿意切迫感に悩まされています。
突然事務所から遠く離れた霊園の墓石にいた時に、この症状が起こると大変困ります。
慌てて事務所に戻り、トイレに駆け込む前にファスナーを下げて、危機一髪でセーフという事が度々あります。
きっとこんな症状の人が紙おむつを離せないのだと思います。
過活動膀胱とは、膀胱の筋肉が過剰に動いてしまう病気のことをいいます。
尿意は、膀胱にある程度の尿が溜まり、膀胱の筋肉が収縮することで起こります。
しかし、過活動膀胱の場合には、どのぐらいの尿が膀胱に溜まっているかに関係なく膀胱の筋肉が収縮してしまい、尿意を感じます。
つまり、少量の尿が膀胱に溜まった状態でも強い尿意があるため、頻繁に排尿するという状態になるのです。
原因として考えられるのが、加齢による自律神経のバランスの乱れやストレスなどです。
対策としては、膀胱訓練や骨盤底筋体操があります。
◎ 膀胱訓練
尿意を感じてもすぐに排尿を行なわず、トイレに行く間隔を少しずつ長くしていく訓練法。
①尿意を感じたとき、5分間程度、トイレに行くことを我慢する。
②5分間我慢できるようになったら、10分、15分と時間を延ばしていく。
③最終的には、排尿から排尿の間隔が2~3時間得られるようにする。
◎ 骨盤底筋体操
尿道を締める力を回復するための訓練法。
①仰向けになり、軽く両ひざを立てる。
※両肘・膝を床につけた姿勢や、椅子に座った姿勢、テーブルなどに両手を突いて立っている姿勢でもよい。
②腹部の力を抜いた状態で、肛門を引き締める(排便を我慢する感覚)。
③ゆっくり5秒数えたら、肛門を緩める。
④①~③の動作を5分程度繰り返すことを、1日2~3回、毎日行なう。
その他に、カフェイン、アルコールなど利尿作用を高める飲み物や
水分の全体的な摂取量を制限して排尿量を調整することも薦められています。
◎ しかしもっと簡単に素早く改善する方法は無いかと、色々調べていたら見つかりました。
早速夜寝る前に布団中でシコシコとやってみました。
とても写真で見せられない恥ずかしい場所なので、キューピーの画像を添付しましたので確認してください。
次の日から夜起きてトイレに行く事が無くなりました。
それは東洋医学の「会陰(えいん)」というツボを刺激する方法です。
会陰は、股間にあるツボ。
肛門の少し前のあたりにあります。会陰を専用のローラーで「ゆっくり、やさしく10往復」することで
過活動膀胱が改善されるといいます。
専用のローラーがなくても、人さし指でも可能です。また、男性にも有効です。
ただし強くやりすぎると、より症状が悪化する可能性があるため、くれぐれも「ゆっくり、やさしく」やるように注意してください。
ちなみに専用ローラは「ソマプレーン」という医療器具です。
見た目100均でも買えるようなものが、3000円以上もしますので、私は無料の人差し指で充分だと思います。
頻尿で悩んでいる同級生は一度試してみてください!