新しい令和に向けてスリムに変身

5月から令和元年がスタートです。

新しい元年に向けて身体もリフレッシュしてスマートになりたくないですか?
私は食欲が衰えないので、運動しても少しもスリムになりません。
何とか元年をきっかけに同級生の皆さんといっしょに頑張ってスリムになろうと思います。新しい知識を基に挑戦してみましょう!

そもそも、太るとは、一体どういうことでしょうか?

太るということに、大きく関わっているもの。それは脂肪細胞の大きさです。

写真① を見てください。痩せている脂肪細胞の画像です。

丸い粒1つ1つが、脂肪細胞。中に詰まっている白い部分がため込まれたアブラです。

写真1


写真② こちらは太っている脂肪細胞。

アブラがパンパンに溜まって、大きく膨らんでいます。

写真1

比べてみると、その大きさの違いは一目瞭然。
つまり脂肪細胞1つ1つが大きくなることで、人は太ってしまうのです。

スリムになるには、このパンパンに溜まって、大きく膨らんだ脂肪細胞を小さくすれば良いのです。

その脂肪で、驚きの新常識が見つかりました。
それは、敵だったはずの「脂肪」の中にダイエットの味方がいるというんです。

実は脂肪には、太る原因になる脂肪の他に、痩せることにつながる「良い脂肪」があり
この良い脂肪をうまく使えば、「運動」や「食事制限」など通常のダイエットの方法とは別に、脂肪を減らしてくれるらしいのです。

ヒントは赤ん坊です。

実は赤ちゃんは良い脂肪をたくさん持っています。その理由は寒さ対策だといいます。
お母さんの胎内は37度です。そこから10度近く環境の温度が低いところに出てきます。
私たちは普通、寒いときは震えますが、新生児はまだ震える能力は十分に発達してません。
大人は寒さを感じると、筋肉を震わせて熱を作っていますが、筋肉が少ない赤ちゃんは、代わりに良い脂肪を使って熱を作っているのです。
良い脂肪も脂肪細胞なので中にアブラを貯め込んでいます。

しかし、それとは別に熱を生み出すヒーターも持っているのです。
寒さなどを感じると体温を上げるために、まず自分のアブラを使って熱を作ります。
しかしそれでも足りなくなると、さらに全身の悪い脂肪のアブラも使って熱を生み出すのです。
これが良い脂肪が、痩せることにつながるメカニズムなのです。

脂肪細胞には、基本的には「白色」と「褐色」という2種類の脂肪細胞があり
私たち、人を含めてほ乳類はすべて持っています。
一般的によく知られているのは、悪い脂肪と言っていた「白色脂肪細胞」です。
そして鎖骨付近に集中する、もう1つの細胞。良い脂肪と言っていたのは「褐色脂肪細胞」です。

  褐色脂肪細胞は脂肪を燃やして熱を作る、カラダの中のヒーターの役割をしています。
そして白色脂肪細胞はその燃料ということですね。

しかし残念ながら赤ちゃんの頃に持っていた褐色脂肪細胞は、加齢とともに減っていき、増やすことができないのです。
でもその減り方には、非常に大きな個人差があります。
同級生の中でも食べたら直ぐに太る人と、太らない人がいますよね。俗に言う「痩せの大食い」。
同じ年齢でも褐色脂肪細胞を多く残している同級生は太りにくいのです。
しかし褐色脂肪細胞が少ないなと思っている同級生の皆さん。諦めないでください。
ある物を食べると白色脂肪細胞が褐色脂肪細胞に変化する事がわかってきたのです。
その食べ物とは、もずく、昆布、わかめ、ひじきなどの褐藻類という海藻です。

共通に含まれるのが、あまり聞き慣れないかもしれませんが、フコキサンチンという物資です。
フコキサンチンの面白いところは、海藻にだけにしか入っていません。
我々日本人に親しみのある海藻を食べることで、摂取できる成分なのです。

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乾燥した状態で海藻1gに含まれるフコキサンチンの量は
もずくだと0.16mg。昆布は0.17mg、わかめは、0.7mg そしてこの中で一番多いのは、ひじき、1.8mgです。
さらにアカモクという海の邪魔者扱いされていた海藻にひじきのおよそ2倍の3.7mgも含まれている事が分かりました。
アカモクはめかぶのような食感で美味しいそうです。
フコキサンチンは少しずつ食べるのが非常に大事で、多く食べなくても大丈夫です。

わかめだとだいたい乾燥したもので2グラム程度、1つかみ程度。
お味噌汁だと1杯に入っている量で大丈夫です。もずく酢だと市販の1パックで大丈夫です。毎日、継続してとることが大事です。
どうですか!海藻を毎日たべて、さらに運動を継続してコツコツやっていけば、必ずスリムな体には変身出来るはずです。
言い出しっぺの私がこの夏までに必ず実績を出したいと思いますので、皆さんも挑戦してみてください。