2019年春 全国の庭園 人気ランキング

日本には素晴らしい庭園がいっぱい有りますね。
旅行に出かけると、その地方で有名な庭園を散策する機会も多くなります。

ウィキペディアによると、庭園とは

自然にできることはなく、形、石の配置、樹木の選択と組合せ、通路の作り方、建物の見せかたなどすべて計画し、デザインされている。
つくる目的や方法は、時代や民族、宗教などによって異なり、さまざまな様式を生み出した。
しかし、いずれも人々が理想とする環境を映し出そうとする点では共通している。
楽園、浄土、パラダイスなどの現世的空間が庭園なのである。
なお、皇室が所有するものは、御苑と称される。

と記されていました。

同級生のオフ会でも、東京都内の六義園や香川県の栗林公園など、色々散策してきました。
先日この春に行きたい庭園のランキングがテレビで放映されていましたので紹介します。
選出は旅行大手のじゃらんです。
これからオフ会の機会に少しずつ訪れてみたいですね。

1位. ロックハート城ウイリアムズガーデン (群馬県)

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ヨーロッパの迷宮庭園の歴史と花木の美しさにフォーカスしたイングリッシュガーデンです。
園内には350種類の宿根草や50種類の花木と樹木、40種類のローズが植栽されています。
ウイリアムズガーデンを囲む森の中にはイギリスでは春の訪れを知らせてくれる植物として
古くから親しまれているイングリッシュブルーベルが5,000球植え込まれています。

古城と森に囲まれたフォトジェニックな庭園が、四季折々の花々の生命力の美しさとやさしい香り
安らぎをいっぱいに感じられるお洒落な空間にいざないます。

2位. 兼六園 (石川県)

小立野台地の西北端近くにあり、金沢城跡とは百間堀をへだてて相対しています。
江戸時代の代表的な回遊池泉式庭園で日本三名園の一つ。

延宝年間(1673年~1681年)、五代藩主綱紀の時代に最初の庭が造られ
1822年(文政5年)十二代藩主斉広が竹沢御殿を建てるに際し、拡張整備を行い
さらに1837年(天保8年)、十三代藩主斉泰が竹沢御殿を壊して霞ガ池を造りほぼ現在の形となりました。
10万平方mを超える園内には池や滝があり、曲水が造られ、日本海方面や医王山方面の眺望もすばらしいです。

3位. 仙巌園(鹿児島県)

島津光久の別邸。錦江湾を池、桜島を築山として築庭。
自然と人工とが調和した借景式庭園。隣りには、島津家800年の歴史を学ぶことができる尚古集成館があります。
仙巌園は、島津家19代・光久によって築造された島津家の別邸です。
お殿様が心身を癒す場として利用していただけあって、その眺望は息を呑む美しさ。
東京ドームとほぼ同じ広さ(約1万5,000坪)を誇る広大な庭園は、桜島を築山に
錦江湾を池に見立てた借景庭園で、目の前に広がる雄大な桜島の姿はもちろんのこと
美しく手入れされた植木や四季折々の表情を見せる花々が私たちの目を楽しませてくれます。

4位. 栗林公園 (香川県)

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重要な文化財庭園として国の特別名勝にも指定されている公園です。

6つの池と13の築山から構成される広大な敷地ながら、専属の庭師さんたちによって
木々の1本1本にいたるまで手入れが行き届いていて、中を散歩しているだけで日本庭園というものが
どういうものなのかを肌で感じられる公園です。

凛とした雰囲気はありますが、かしこまる必要は全然なく、園内の博物館で骨董品を見学したり
池に住んでいる大きなコイにエサやりなども楽しめます。
香川県を訪れることがあれば、頑張って時間を作ってでも寄る価値はある場所だと思います!
( ※ 2017年の瀬戸内海島巡りで訪問しました。)

5位.後楽園 (岡山県)

岡山後楽園は日本三名園の一つとして知られる大名庭園で、庭園としての最上級である特別名勝に指定されています。
また、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星にランクされ海外の評価も高い。
岡山藩主・池田綱政の命により築造され、元禄年間(1700年頃)に一応の完成をみました。
その後も、歴代藩主の手が加えられたが、築庭時の姿を大きく変えることなく現在に伝えられてきました。
藩政時代には後園、御後園などと呼ばれたが、明治に入り「後楽園」と名付けられ、同17年(1884年)
岡山県への移譲にあわせ一般公開されています。

14万m2に及ぶ広々とした園内からは間近に岡山城が望め、秋から冬にかけてタンチョウが優美に舞う姿が見られる日もあります。
また、藩主の居間「延養亭」から望む池や築山と芝生地の拡がり、さらに借景となる遠方の山並みが
「晴れの国」と呼ばれる岡山ならではの明るく広々とした景観を作り出しています。

6位. 水前寺成趣園 (熊本県)

清らかな湧き水に、ゆうゆうと泳ぐ鯉の群。
日本中に名が知られているこの庭園は、もともとお茶屋と呼ばれる、細川藩主の休息所でした。
寛永9年(1632)肥後の領主となった細川忠利によって築造が始められ、孫の綱利のときに桃山式庭園が完成しました。
東海道五十三次になぞらえたといわれる芝山や泉水に浮かぶ小島、富士山に見立てられた築山の周りは刈り込みも美しく
四季折々に訪れる人々を楽しませてくれます。
国の天然記念物、古くは細川藩から江戸将軍家への献上品でもあった、水前寺のりの発生地としても知られています。

7位. 北川村「モネの庭」マルモッタン (高知県)

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印象派の巨匠モネの愛した庭として有名なフランス・ジヴェルニーにある「モネの庭」を
再現して創られたのが北川村モネの庭マルモッタン。
たくさんの方々に支えられ、花と植物を愛するエスプリ、そしてジヴェルニーと北川村の人々の交流から生まれたこの庭は
オープン1年で約20万人以上もの人が訪れ、高知県を代表する観光名所の一つとなりました。
毎年6月には、モネの永年の夢であった、青い睡蓮が開花しています。

8位. 臥龍山荘庭園 (愛媛県)

城下町大洲東端の清流肱川随一の景勝地である臥龍の渕に臨み、神楽山を背景とした約3千坪(9,900平方m)の臥龍山荘です。
肱川、冨士山等付近の眺望を利用した借景の庭で、神戸の植徳が10年を費して築庭したもので、庭中の「てまり石」は
大阪淀屋辰五郎の庭にあったもの、「石臼」は、兵庫六甲溪谷の銘酒灘の米つき水車に用いたもの、「げんだ石」は
上灘より導入するなど粋を凝らしたものが多い。

山荘の自然の景勝は、四季に亘って、それぞれの風趣があります。

9位. 恵林寺庭園 (山梨県)

国師の作庭と伝えられています。
織田信長の焼き打ちに遭い、その後徳川家康が再興し、柳沢吉保によって改修された部分が多いが
上部の須弥山石組は鎌倉時代のものが残され傑出した美しさが随所に見られるます。

10位. 相楽園 (兵庫県)

大クスノキ、ソテツ林池、正門など見どころの多い日本庭園、園内に重要文化財指定の異人館旧ハッサム邸
レンガ造りの厩画廊があります。春はツツジ、秋には菊花展が開かれます。

どうですか、同級生のメンバーも行ったことのある庭園があったのではないでしょうか。
四国や九州にある庭園がランキング上位に入ってきていますね。

昔からある庭園に、新しく出来た、ランキング1位の「ロックハート城ウイリアムズガーデン 」(群馬県)や
ランキング7位の「北川村「モネの庭」マルモッタン 」(高知県)が入ってきています。

若い人の間で、とても人気だそうです。

1位のロックハート城には、今年の9月に群馬県を巡るオフ会でも訪れようと思っています。
地元のmike君楽しみにしていてください。
時間ある同級生は是非参加してください