先ずは日本地図の写真を見てください。
赤やオレンジの濃い色の地域が関西・中部・四国・中国に広がっているのが分かると思います。
偏差値の高いこの地域は、人口10万人あたり喫茶店の店舗数の多い都道府県を表示しています。
喫茶店は全国に約7万軒あり、人口10万人あたりの店舗数は平均で55軒。
最も喫茶店が多いのは高知県で人口10万人あたり156軒。
全国平均の2.8倍で偏差値も80.43と高くなっています。
2位は岐阜県で143軒、3位は愛知県で113軒でした。
高知県に喫茶店が多い理由については以下の理由があげられています。
* もともと働く女性の受け皿として外食産業が発達していた。
* 人口が少なく、本格的な飲食店が成り立ちにくいため何でも提供する喫茶店が増えた。
* 喫茶だけでなく多種多様な食事を提供していて人気がある。
* 住民のコミュニケーションの場として存在している。
2位、3位の愛知県、岐阜県は、飲食店の内でも喫茶店の占める割合が高い県です。
特にこの中京2県の場合、総務省統計局発表データによれば、全飲食店のうち喫茶店の占める割合が
全国平均は24.3%、東京都は17.7%、喫茶店の店舗数が全国1位の大阪府でも36.1%に対し
愛知県は41.5%、岐阜県は40.4%となっており、喫茶に対する支出も愛知県は全国平均の約2倍、岐阜県は約2.5倍となっているそうです。
名古屋の「モーニングサービス」は有名ですね。私の住む埼玉にもコメダ珈琲が沢山出店してきています。
喫茶店といえば、コーヒーを飲みながらゆったりくつろぐ場所というイメージがありますが…最近では、仕事をする人が増えています。
東京新宿にある喫茶店。
平日の日中、店内を覗いてみると…パソコンを持ち込み仕事をする人たちが、渋谷のカフェでもいました!
最近は、このような人たちを「ノマドワーカー」と呼ぶんだそうです。
「ノマドワーカー」とは、会社のオフィスや自宅ではなく、喫茶店やワーキングスペースなどの場所で
ノートパソコンやタブレットなどの端末を使って仕事を行う人のことを指します。
ノマド(nomado)は英語で遊牧民を意味し、季節の変化とともに牧草地帯を移動し、生活する民族のことです。
ノマドワーカーとは、遊牧民のようにある一定の場所ではなく場所を変えながら自由なスタイルで仕事をする働き方です。
喫茶店で仕事をするとはかどるのだそうです。
人間は1人でいるよりも他の人がいる時の方が、自分と同じ行動を取っていると自分もさぼってはいけない
周りの人と同じように頑張らなくてはいけないという心が働いてさらにパフォーマンスが上がっていきます。
これを、「社会的促進」と言うそうです。
喫茶店で仕事をすると、周囲から刺激を受け「社会的促進」の効果が働き、作業がはかどるそうです。
喫茶店に漂うコーヒーの匂いは、人間の本能に働きかけ、リラックス効果を生む事も知られています。
私も図書館から借りてきた本を熟読したいときは、駅前のドトールコーヒーに行きます。
何故か家にいる時よりも集中出来ますね。
同級生の皆さんはどこの喫茶店を利用していますか?
ちなみに大手チェーン店の店舗数ランキングです。
私は2位のドトールと1位のスターバックスが好きです。
1位 スターバックス (スタバ)
【店舗数】1393
【コーヒーの値段】Tallサイズで320円
【会社概要】
スターバックスはスターバックスコーヒージャパン株式会社が展開する日本最大のコーヒーチェーン。
2位 ドトール (ドトールコーヒーショップ)
【店舗数】1143
【コーヒーの値段】Mサイズで270円
【会社概要】
ドトールは株式会社ドトールコーヒーが展開するコーヒーチェーン。
3位 コメダ珈琲
【店舗数】823
【コーヒーの値段】ブレンドコーヒーで420円
【会社概要】
コメダ珈琲は株式会社コメダホールディングスが展開するコーヒーチェーン。
セルフサービス式のカフェが増える中コメダ珈琲はフルサービス式で運営しています。
4位 タリーズ
【店舗数】717
【コーヒーの値段】Tallサイズで370円
【会社概要】
タリーズはタリーズコーヒージャパン株式会社が展開するコーヒーチェーン。
なお、タリーズコーヒージャパンは伊藤園の子会社です。
5位 プロント (PRONTO)
【店舗数】286
【コーヒーの値段】レギュラーサイズで240円
【会社概要】
プロントは株式会社プロントコーポレーションが展開するコーヒーチェーン。
フードメニューには、「パスタ」「ピザ」「卵焼き」などバラエティに富んでいます。