最近よく話題になっている「古民家」。
全国的に古い建物を再利用した古民家に泊まるスタイルがじわじわと人気を呼んでいるそうです。
日本国内だけに限らず、それは外国人旅行者の間でも話題です。
民泊が始まり、従来のホテルや旅館だけではなく、ますます宿泊先の多様化が高まります。
多様化する宿泊スタイルの中でも注目は、「古民家」だそうです。
人気の理由 その1:歴史を感じさせる古い建物が魅力
まず一つには、歴史を感じさせる、古い建物そのもののが魅力的であることがあげられます。
かつては各地でみられた古いタイプの建築はいまではあまり見かけなくなってきました。
今では珍しくなった古民家は訪問者を懐かしい気持ちにさせます。
人気の理由 その2 : 豊かな自然
古民家そのものの魅力に加えて、自然に囲まれているという場所も人気の一つです。
多くの古民家がある場所は手付かずの山や海に囲まれた自然が、すぐ手に届く場所にあります。
特に慌ただしい都市部に住んでいるものにとっては、忙しさを忘れ、心も頭も無になれる場所として、古民家ステイは最高の場所なのです。
そんな願望があったのか、私の弟が今年の2月に定年退職して、6月から単身で京都の福知山の古民家を格安で購入して移住しました。
5年間住民として住むと、市からリフォーム代金¥100万円が支給されるそうです。
弟は地元の木工加工会社に転職して、休みの土日にリフォーム作業をしています。
11月2~3日に母の7回忌も兼ねて大阪に帰省して、大阪市内に住む奥さんと福知山の古民家に訪れました。
1階は、以前は畳の部屋が6箇所、2階も4箇所ある状態でした。
リフォームで1階は8畳の畳の部屋を2つ残して、全てフローリングに変更するそうです。
畳は既に全て取り払われて、合板を張った状態になっていました。後は注文していたフローリング素材が届けば完成だそうです。
2階も階段のある部屋の板を取って、1階と2階を吹き抜けにする予定だそうです。
下のフローリングになったリビングには、薪の暖炉を置いて冬の寒さに備えます。
既に暖炉の煙突が取り付けられていました。
以前住んでいた人が、大量の布団を残していてくれたので、多くの友達を泊めることも可能です。
お風呂は既にリフォームされていたものを使える状態だったので、費用が削減できて良かったと言ってました。
ただ大きな問題がありました。
何とトイレが外にあったのです。
さすがにこれは大変なので、土間の一部屋を壊してトイレにしたそうです。
この工事は地元の工務店に注文したようです。
その他、近くの畑で野菜を作ったりと色々構想があるようで、今後が楽しみです。
来年の春頃に、神戸から古民家のある福知山を経て、日本海に出る「関西オフ会」を計画したいと思います。
弟にはそれまでに、準備をするように言ってあります。
裏山を散策して池を通って、由良川沿いの堤防まで歩くハイキングコースも下見してきました。
庭でBBQをしたり、その時に完成しているであろうピザ窯を使った料理が食べれると思います。
時間のある同級生は是非参加してください。
弟の古民家を応援するHPも開設しています。興味のある方は見てみてください。