決してフェイク・ニュースではありません。
2018年6月にガンのトピックを立てました。
狸くんが前立腺ガンの治療をしている事を知ったのがきっかけです。
最近ではももぴあちゃんの旦那さんもガンを患っておられると聞きました。
ガンは2人に1人がかかる怖い病気です。特に男性は62%の人がガンになり、25%が命を亡くすと言われています。
しかし最近日本からビックリするような発表がありました。
不正会計で会社が大きなダメージを受けている東芝です。
やっぱり技術の東芝です。総合力でその存在を世界にアピールしましたね。
先ずは以下の3分間の動画を見てください。概要が簡単に分かると思います。
東芝が11月下旬に発表したのは
わずか1滴の血液から大腸ガンなど13種類のガンを検出できる検査キットです。
2時間以内に99%の精度で初期の「ステージ0」(ガン進行度:0からⅣまで5段階)からでも、ガンにかかっているかどうかを判定できるのが大きな特徴です。
2020年から実証試験を開始し、数年内に人間ドックの血液検査などで実用化を目指しているそうです。
検査費用は2万円以下で抑えたい考えで、幅広い利用を見込んでいるとの事。
東芝が注目したのは、細胞で作られて血液中に分泌されている「マイクロRNA」という物質です。
マイクロRNAは遺伝子やたんぱく質の働きに関わり、ヒトでは約2500種類あります。
がん細胞が体内にある場合、マイクロRNAの一部の分泌量が増えることがわかっているので
その濃度を短時間で検出するキットを作ったようです。
東芝が電機で蓄積した技術を幅広く活用出来たのが大きかったですね。
今後は東京医科大学などと共同で実証試験を行う予定で、近い将来に私達もその恩恵が受けられるかもしれません。保険適用を強く望みたいですね。
でも実現したら、ちょっと結果を知るのが怖い気もします。
ただ問題点もあります。
ガンになっているのは判明出来るのですが、どの臓器がガンになっているかを突き止めるには、その後の検査が必要になるとの事です。
でも早期発見に繋がれば、生存率も高くなり、費用面でも安く済むので、医療費の削減に繋がりそうですね。
今後の行くへを注目したいと思います。
追記
この情報の出典ですが、東芝のHPを基に書いています。