1月8日の朝、いつものように新聞のテレビ欄を眺めていたら、タイトルの文字が目に入ってきました。
先日トピックにアップした東芝の血液検査かと一瞬思いましたが、よく見ると今度は尿です。
私の情報源の「ガイアの夜明け」は10年以上前から欠かさず見てきました。
2002年4月14日からテレビ東京系列に放送されている経済ドキュメンタリー番組です。
「ガイア」とはギリシア神話に登場する大地の女神を意味し
のちにノーベル賞作家のウイリアム・ゴールディングが地球を指して
ガイアと呼んだことから「ガイア=地球」という解釈が定着しています。
この番組では日本と海外の経済動向やビジネス事情にスポットをあて、復活にかける人々を多様な観点からさぐり
「ガイアの夜明け」にむかって闘い続ける人々の姿を描いています。
大企業ばかりでなく中小企業や地方自治体、あるいは個人にスポットをあてているのも特徴です。
日本経済新聞社が協力しているので、最新の確かな情報が入るので、私のトピックのネタにもなっています。
初代案内役の役所広司から引き継いだ江口洋介が昨年まで務め、2020年からは松下奈緒が抜擢され
今回の番組で初登場していました。案内役も女性にチェンジ。女性活躍社会を意識してますね。
国民の2人に1人がガンになると言われる中で、日本のガン検診の受診率は
厚生労働省が掲げる50%の目標に届いていないのが実情です。
早期検診の大切さは理解しながら、初期には自覚症状が伴わないため、「時間がない」「忙しい」
からと検診への1歩が踏み出せない人が多いようです。
私も会社の健康診断は受診していましたが、ガンを特定した検査は受けた事が有りません。
その理由は検査が大がかりだからです。
昨年受けた遺伝子解析検査は、唾液をとって送るだけだったので受けてみました。
唾液や血液そして尿や便は、簡単にとって検査出来るので、これを使って病気やガンが判明できると良いですね。
今回の尿検査の事は、2018年にガイアやWBSで既に放送されていました。
やっと今年から実用化されるようです。¥9800だそうです。
「N-NOSE」(エヌノーズ)と名付けられたこの検査は、嗅覚に優れた線虫が
ガンの匂いに引き寄せられることを利用したものです。
生物の能力を活用したこの新しい検査は、 簡単で痛みがなく、早期ガンにも反応することが確かめられています。
早期治療ができるので、 心身の負担・経済的な負担が減らせますね。
線虫が反応することが分かっているがん種(2019年8月現在)は以下の15種と多いですね。
胃、大腸、肺、乳、膵臓、肝臓、前立腺、子宮、食道、胆嚢、胆管、腎、膀胱、卵巣、口腔・咽頭
大きな病院に検査キットを準備しておいて、早期に検査が受けれる体制が確立されれば
日本の医療費も大幅に減らせるのではないかと期待しています。