筋肉の分類

筋肉は、組織の違いによって「横紋筋」と「平滑筋」の2つに分類されます。

横紋筋はさらに、いわゆる一般的に筋肉として知られる「骨格筋」と
心臓にある「心筋」に分けられます。

また、筋肉は支配する神経の違いによって「随意筋」と「不随意筋」に分けられます。
随意筋は、自分の意識で動かすことができる筋肉です。

例えば、健康体の人の場合、腕を上に挙げようと思えば、挙げることができると思います。
これは、意識が随意筋に伝わることで達成されるものです。
随意筋は骨格筋のことを指します。

一方、不随意筋は、自らの意思では動かすことができない筋肉を指します。
心筋のほか、血管や腸管などの内臓の筋肉は、その代表例です。
内臓を構成する筋肉は、先ほど述べた平滑筋になります。

 
横紋筋 骨格筋 随意筋
心筋 不随意筋
平滑筋 内臓筋 不随意筋