オール電化で電気代を劇的に削減




家を建てる時に、太陽光発電のオール電化住宅をあこがれていた私は 夜な夜なネットで情報を蓄積していました。
その知識で家内にお伺いをたてるも、大蔵省はなに贅沢言っているのよと、話の糸口さえつかめない状態でした。
密かに屋根の形状を知らせてシャープ、京セラ、サンヨー電気に 見積もりを取らせていた私でしたが中々前には進まない状況でした。
それでもあきらめきれない私は、太陽光発電は将来に夢を託し
オール電化を死守すべく、大宮のソニックイシティーにある東京電力のショールームに家内をそれとなく誘ってみました。
まずは空気の熱でお湯を沸かすエコキュート。
触媒にCO2を使用して月1000円程度の電気代で毎日風呂の湯が沸かせるのです。
ここまで科学は発達しているのかとネットの知識を実体験で再確認したのです。
そのあとはメインの料理を体験するコーナーに!
この作戦に家内はまんまとはまってくれました。
以前から料理は絶対ガスでないとね!と自己主張をまげなかったのですが 料理体験でその威力に脱帽している様子でした。
私も店員とさりげなく話を前向きに誘導していきました。
油が飛び散らないので掃除が楽ですよという店員の最後の決めセリフに 家内も俄然興味が湧いたようでした。
毎年暮れの大掃除で換気扇の油汚れ落しが大変だったからです。
これはいい展開になってきたぞと内心喜びを隠しながらその日は自宅帰ったのです。



家内はかなりその気になっており、その晩私に宿題を投げかけきたのです。
懇意にしているガス屋さんにはあなたから契約しないと断ってねと言ってきたのです。
それでようやくオール電化はゲットできることになりました。
希望の半分は達成できたのです。
ガス屋の抵抗はきびしく、IHクッキングヒーターの電磁波が体によくないとか火力の強い料理が出来ないとか、さんざん憎まれ口を叩かれました。
しかし当時オール電化のコマ-シャルがテレビでガンガン流されていたのも追い風になりました。
かくして我が家は料理・風呂・照明・電化製品のすべてを電気に託す生活になったのです。
過去にガス代と電気代で月2万5千円ほどかかっていた料金は月1万~1万5千円ほどに激減。家計に大きなメリットをもたらしました。
その後、子供を教育して夜間のクーラーは‪夜の11時から‬使用して‪、朝の7時に‬は必ず止める事。
徹底して夜間割り引きのメリットを享受できるように指導しました。
生ごみ処理機・食洗器・洗濯機もタイマーで‪朝7時‬までに完了するようにセット。
と涙ぐましい節約に勤めた結果、料金が1万円を切る月も出現したのです。



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