腹筋を鍛えると言ったら思いつくのが、足首を押さえてもらって起き上がる動作を想像すると思います。
私も以前はそうやって行っていました。
しかし何回かやると腹筋よりも腰が痛くなってくるのです。
なのでいつも億劫になってやめてしまっていました。
しかしある時にYOU TUBEで腹筋ローラーの映像を見て、その効果に驚きました。
しかも腹筋ローラーは手ごろな値段で購入することのできる器具で、畳一畳分くらいのスペースさえあればどこでもすぐにできる優れた筋トレ器具です。
場所をとることもないので、収納も簡単!価格も¥1000前後で買えます。
わざわざジムに通うことも必要ないので、自宅での筋トレやオフィスでの隙間時間トレにも使える便利なアイテムです。
もちろん強度が高いので、最初はヒザをついてコロコロする膝コロから始めても良いです。
可動域をどんどんのばしていければ、最終的には立った状態から腹筋ローラーを使って行う、立ちコロまでできるようになります。
立ちコロが出来るようになれば、既に腹筋は割れているでしょう。
なかなか立ちコロ迄出来るようになるのは大変です。
腹筋は大きくわけて、腹直筋(腹筋上部・腹筋下部)・腹斜筋・腹横筋になります。
当然筋トレをおこなうときも、それぞれの筋肉に効果が高い種目をわけておこなうほうが効果的だと言われています。
しかし腹筋ローラーならこの種目だけで、腹筋全体に効果があるのです。
さらには、片方は不安定なローラー、反対側は膝や足の指という状態でコロコロするので
腹筋の力だけでなく安定させるために全身を使うことになります。
そのため、腹筋全体から力が抜けることがないのは勿論のこと、バランスを保つための体幹トレーニングとしても効果があるのです。
私は毎日10回を欠かさずやっています。立ちコロも以前は出来ましたが、負荷が半端ではないので最近は辞めています。
体幹が鍛えられたようで、テニスのサーブにも良い影響が出ています。
これからも継続してやっていきたいと思います。
スロースクワットはナマケモノののようにゆっくり動くだけなのに、効果を得ることができるんです。
スロースクワットを行っているとき、常に脚を曲げた状態でまっすぐ伸ばすことはありません。
次の動作をするときは、脚を曲げたまま次に行くんですね。
こうやって、常に筋肉を稼働している状態にして鍛えていきます。
脚を伸ばすと筋肉が休憩するので、効率が悪くなり効果が得られにくくなってしまうんです。
脚をまっすぐに伸ばさないことで、軽い運動をしているのに筋肉が重い負荷がかかっていると勘違いして、効率よく筋肉が増えていくのです。
スクワットだけで効果が出るのにも理由があります。
実は、体の中で筋肉量が多いのが下半身なんです。
下半身を鍛えることによって、多くの筋肉を鍛えることができるので、効率がよくなります。
実際、腹筋500回とスクワット15回が同じ効果!なんてことも言われています。
上半身と下半身の筋肉量を考えると、そのような結論が導かれるのです。
筋トレってジムにあるような道具や機械を使って鍛える!ってイメージがありますが
スロースクワットはゆっくりスクワットをするだけなので、ケガをするリスクが少なく初心者におすすです。
スロースクワットは腹筋のように30回も50回も行う必要はありません。きちんと方法を守っていけば1回たった10回でいいんです。
是非継続したいですね。