老後の鍵は血管
全身に栄養を送るという重要な役割を担う血管は、「最大の臓器」とも呼ばれます。
季節の変わり目の寒暖の差や、生活環境の変化といったストレスは、血管に与えるのでしょうか?
人は「寒い」と思った瞬間、自律神経の交感神経が緊張します。
交感神経は車で言えばアクセルのようなもので、血管がギュッと締まって血圧が上がったところに
心臓が強く血液を押し出すので、血管の負担が大きくなります。
天気が崩れる前の気圧の変化も、交感神経を緊張させますので、注意が必要です。
一方、環境の変化も血管に影響します。
寒い時にはそれなりに血圧に注意しますが、春などは寝る時に暖かいので、
油断すると、朝に思わぬ冷えを感じます。その刺激が血管をいじめるのです。
血圧も天候と同じように変動し、血管のストレスになります。
環境が変わると、夜の睡眠が浅くなったり、寝るのが遅くなったりします。
すると、次の日の血圧が10から20、ひどい人は40ほども上がってしまいます。
血管の分類 |
毛細血管 |
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